話すために大切な「口腔周囲筋」とは?自宅でできるお口のストレッチ

こんにちは。町屋デンタルクリニックです。
5月18日は「ことばの日」でした。
この記念日は、「横浜みなとみらいBUKATSUDO連続講座『言葉の企画2019』」の企画生によって制定されました。
「ことば」を大切に使い、「ことば」によって人と人が通じ合えることに感謝し、「ことば」によって暮らしをより豊かにすることを目的としています。日付の由来は、言葉の「葉」が5月の新緑の瑞々しさを表していること、「こ(5)と(10)ば(8)」と読む語呂合わせからきています。
言葉は人と人をつなぐ大切なコミュニケーションの手段です。そして、言葉を話すときにはお口の周りの筋肉が大きく関わっています。
今回は、記念日にちなみ、話す力を支える口腔周囲筋と、自宅でできるストレッチについてお話しします。
話す力を支える口腔周囲筋とは
言葉を話すときには、舌・唇・ほほ・顎など、お口の周りにあるさまざまな筋肉が働いており、これらを総称して「口腔周囲筋」と呼びます。
口腔周囲筋は、言葉をはっきり発音するためだけでなく、食べ物を噛む、飲み込む、表情をつくるなど、日常生活のさまざまな場面で大切な役割を担っています。
私たちが普段何気なく行なっている会話や食事も、こうした筋肉がバランスよく働くことで成り立っています。
口腔周囲筋が弱るとどうなる?
口腔周囲筋は、日常的に使い続けることで機能が保たれる筋肉です。しかし、会話の機会が少なかったり、やわらかい食事が中心の生活が続くと、お口の筋肉を動かす機会が減ってしまうことがあります。
その結果、口腔周囲筋が弱くなり、次のような変化が見られることがあります。
- 硬い食べ物が噛みにくくなる
- 食事中にむせやすくなる
- お口の中が乾きやすくなる
- 口臭が強くなる
- 発音や滑舌が悪くなる
このような変化は、お口の機能が少しずつ低下しているサインの可能性があります。
そのため、日頃からお口の筋肉を意識して動かすことが大切です。
自宅でできる口腔周囲筋ストレッチ
お口の周りの筋肉は、簡単なストレッチで鍛えることができます。
1.舌のストレッチ
- 顎の下に両手の親指を当てます。
- 親指で下から上に向かって、垂直に押し上げるように力を加えます。
舌のストレッチをすることで、食べ物をまとめたり運んだりする動きや、飲み込む動きを鍛えることができます。
2.唇のストレッチ
- 上唇と下唇をそれぞれ3つのパーツに分けてイメージします。
- 親指と人差し指で唇を軽くつまみ、1か所ずつ、やさしく縮めたり伸ばしたりする動きを5回ほど繰り返します。
- 3つに分けたすべてのパーツで同じように行います。
唇のストレッチをすることで、唇の筋力が強くなり、食べ物をお口に入れる際の食べこぼしの予防につながります。
まとめ
口腔周囲筋の変化やお口の機能の低下は、初期の段階では気付きにくいことがあります。そのため、日頃のセルフケアに加えて、定期的にお口の状態を確認することが大切です。
当院では、定期検診を通してお口の機能や健康状態を確認しながら、継続的なケアを行なっています。安心して会話や食事を楽しむためにも、ぜひ定期検診をご活用ください。
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